備忘録
内蔵脂肪
内蔵・・・膵臓
膵臓は糖尿病と非常に深い関係がある
糖尿病は糖代謝異常の病気
ブドウ糖が身体の中でうまく処理できないために、血糖値が上がってしまう、または血糖値が上がってなかなか下がらない。慢性的に高血糖になってしまう病気
わたしたたちの血糖のコントロールに置いて非常にやくに立ってくれるのがインスリンというホルモン
わたしたちが食事をとると、血糖値が上がるのでインスリンが分泌されて血糖値を下げてくれる
このインスリンが分泌されるのが、この膵臓から
膵臓のβ細胞からインスリンが分泌される
しかし糖尿病の人というのは、膵臓が萎縮してしまっていて、いわゆる小さくなってしまっているということであったり、その機能が衰えてしまっている
糖尿病の人は膵臓が弱ってしまっているということ
なぜ膵臓が弱ってしまうのか
過剰な遊離脂肪酸にβ細胞がさらされると、インスリン分泌不全(インスリンの分泌が減ってしまう)やβ細胞機能障害が起こる
β細胞は、インスリンによって自分の機能を保っている
自分で自分をコントロールしている
その為これが一度狂ってしまうと、どうしようもない。負のスパイラルに陥ってしまう
負のスパイラルに陥った結果、糖尿病になる
膵臓が過剰な油にさらされていることによって起こってしまっている結果
膵臓の脂肪が落ちたら糖尿病が治ってしまったという研究結果
ニューカッスル大学ーアメリカの研究
Ⅱ型糖尿病の人とそうでない人に肥満手術をし、その経過を見た
体重の減少に関しては大きな差はなし
糖尿病の患者では膵臓の脂肪量が減少した
その結果インスリン分泌が正常に回復した
改善ではなく正常に回復
糖尿病の患者はインスリンの分泌・効きが悪いということで血糖値を上手くコントロールできない、ということを考えれば、インスリンが普通に分泌されているということは、治ったということにほかならない
そのためこの結果というのは、肥満のⅡ型糖尿病の人が膵臓の脂肪が減ったことによって糖尿病が治ったということになる
研究者によれば「現在の体重をどのくらい落としたかというよりも、糖尿病を治すのに大切なのは、膵臓から脂肪を1gでも落とすこと
膵臓の脂肪さえ落とせれば、糖尿病は治せる
つまり糖尿病を治したいのであれば、内蔵脂肪を落としましょうということになる
膵臓の脂肪だけをピンポイントで落とせればいいが、それは不可能
なので内蔵脂肪を落とせば、トータル的にみて膵臓の脂肪も落ちているはず
内蔵脂肪を落とすためには、なんだかんだ言って食事と運動
食べすぎ注意
食事に気を使っていたとしても運動をしなければなかなかカロリーを消費できない。脂肪が落ちていかない
食事によって勝手に脂肪が落ちるということはない
食事だけ頑張っても、運動だけ頑張ってもダメ
両方頑張る
食事
糖質制限では食べたい物が食べられるようにはならない
糖質制限は血糖値が上がらないという点では良いが、食べられない物も出てくる
最終的にはいろいろなものを食べられる身体になりたいという人には、糖質制限は向かない
DASH食 アメリカで高血圧改善のために考案された食事
- 野菜や果物を積極的に
- 炭水化物は精製穀物(白米、パン)ではなく全粒穀物(玄米 オートミール 大麦)から
- 無脂肪または低脂肪乳製品・・魚 鶏肉 豆 ナッツ
- 高脂肪の肉、全脂肪乳製品、飽和脂肪酸の多い食品を減らす 飽和脂肪酸はオリーブ・オイルなどにも含まれる ココナッツオイルには飽和脂肪酸が多い 摂っていないつもりでも知らずしらずのうちに飽和脂肪酸を摂ってしまっていることに注意
- 砂糖やお菓子を減らす