備忘録
結局は覚悟の問題です
最初に「なぜわたしは所持品をミニマムにしたいのか」
「所持品を減らしてどうなりたいのか」しっかりイメージするかノートに書いておき、人によっては数値目標なども設定して、毎日少しずつ捨てていく
「なぜわたしはなるべく物を持たないようにしたいのか」という設定の答えを書く
「ミニマリストは所持品が少ない」という点と
「自分はミニマリストなのだ」
という点だけはしっかり確認しておく
「わたしは所持品が少ないミニマリストとして生きるのだ」という信念を持つ
「自分は毎日物を少なくしているミニマリストなのだ」という信念を持てば、認知的不協和という理論が働き、あなたはミニマリストとして生きていくしかなくなります
認知的不協和とは心理学の理論で、人が二つの矛盾した信念、態度、行動をとろうとするとき、たいへんなストレスを感じるので、どちらか一方を否定するという理論です。
人はそれまでの行動内容と矛盾する「新しい事実」をつきつけられると、とても不快になるので、それまでの信念か、新しい事実のどちらかを否定して矛盾しないようにします。
この理論をとなえたフェスティンガーによれば、人は普段の態度、信念、行動をいつも調和させたいという気持ちがあるのです。もし自分の信念や行動と違う事実を知ったとき、なんとか調和させたいと願う力は相当強いそうです
信念と反対する事実をつきつけられたとき、信念のほうを変えることができなければ(あまりにも信念が強ければ)客観的にみると「それはへりくつでしかない」というむちゃくちゃな理由をつくって、新しい事実を否定する
ミニマリストになるために、認知的不協和を利用するには「物を減らすと自分というリソースを限りなく使うことができ、人生が豊かになるからそれはいいことだ。わたしはミニマリストとして生きていく」と言う信念を先に作っておくだけでいいのです