赤ちゃんが、生後6カ月頃から使い始める歯固め。口に入れるものなので安全なものを使いたいですよね。
歯固めにはいろいろな種類・材質のものがあります。中でも木製の歯固めであれば、「何でできているのかしら?」と考える必要がありません。
また、ていねいに磨いていある国産の歯固めであれば、ママも安心ですよね。
ここでは国産の木製歯固め5選と、木製の歯固めをおすすめする理由をお伝えします。
もくじ
木製の歯固めは日本製が安心?
歯固めには、日本製のものも海外製のものもあります。海外の製品野中には、ヤスリが十分にかけられていないものもあります。そのため、ささくれや「バリ」と呼ばれる、木材などを削った時に角のほうにできる出っ張りが、残っていることがあります。
お口の中に入れる歯固め。安心できるものを選びたいですよね。その点日本製であれば、ていねいに加工してあり安心できる製品が多くあります。
同じ木製の歯固めを選ぶなら、どこの国でつくられたものかもチェックしたいものですね。
以上のことから、赤ちゃんにおすすめの、日本製の木製歯固めを5つ集めてみました。あなたのお気に入りを見つけてください。
おすすめの木製歯固め5選(日本製)
コサイン ベーグル
ベーグルの形の歯固め。
16世紀のポーランドでは安産のお守りにベーグルを贈る習慣があったようです。ベーグルは妊婦さんの影響補給や歯固めに使われており、丸い輪の形は「終わりのない人生」を意味しています。
サクラの無垢材を使用し、無塗装。そのために徹底して磨き、ざらつきを抑えています。歯固めとしての役割を終えたら、歯ブラシ立てとして使用することができます。
コサイン
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株式会社エド・インター NIHONシリーズ どうぶつラトルりす
国産のイタヤカエデを使用。塗料も国産のものが使用されています。かたつむりの形もあります。
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株式会社 山のくじら舎 歯固め 2個セット
笑顔のデザインがかわいい歯固め。高知県産のサクラを使用しています。ていねいに磨かれた表面は、愛情がたっぷり込められています。赤ちゃんが傷つかないようにと、アマニオイルで仕上げられています。おしゃれな巾着袋がついているので、贈り物にも喜ばれますね。
日本モッキ
岐阜県産のイタヤカエデで作られています。名前も無料で入れられます。
化学薬品は一切使用していません。ひとつひとつ手作業で磨かれています。
反対の面には、かわいらしいカエデの焼き印入り。
木のおもちゃ 飛鳥工房 歯固め
すべすべに磨いた木と、安心の塗装。
自分たちの作った木のおもちゃなら大丈夫。
飛鳥工房はそんな想いから生まれたとのこと。
メープルの天然木材を使用。塗料はドイツの「クノス」という天然塗料を使用し、佐賀県の飛鳥工房で作られています。とてもシンプル。
お名前入れは別売りのようです。
歯固めとは
歯固めは、赤ちゃんの歯が生え始める生後6カ月頃から使用します。
乳歯が出てこようとするときに、歯ぐきの違和感やむずむず感などが現れます。この感覚が、赤ちゃんを不機嫌にさせるようです。
むずむず感解消のために、自分の指を噛んでしまうことも。歯固めをかむことによって、このような機嫌の悪さが解消されます。
また歯固めをかむことによって、適度な歯茎のマッサージになり、乳歯の成長を促すとも言われています。
赤ちゃんに合わせて、歯が生え始める前のよだれが増える時期や、指をかむなどの様子が現れたら、まだ歯が生えてきていなくても使い始めるといいですね。
いつころまで使用するかは個人差がありますが、多くは1歳前後の歯が生えそろったころには、使わなくなることが多いようです。固形食を食べるようになり、食事のときにかむことが増えるからですね。
むりやりやめる必要はなく、赤ちゃんが自分から使わなくなるのを見守りましょう。
歯固めの素材
歯固めには、木製・プラスチック・シリコンなどいろいろな種類があります。
日本では、歯固めをはじめ乳幼児のおもちゃ類は、「赤ちゃんが口に入れるもの」と想定して、食品衛生法による法規定があります。そのため、ほとんどの歯固めやおもちゃは、安全なものが多いです。
ヨーロッパでは素材や塗料などが安全基準に適合した製品には、CEマークがついています。日本においても、STマークというものがあります。日本玩具協会に申請して、審査に合格したおもちゃに認められるマークです。
木製の歯固めであれば、素材がはっきりして安心できます。そして日本製であればさらに、日本の食品衛生法の基準をクリアしているので安心ですね。歯固めの中にも、STマークの認定を受けているものがあります。
赤ちゃんのために、安全で安心できる歯固めを選びたいですね。
歯固めのかたち
握りやすく、シンプルな形のものがおすすめです。複雑な形や飾りの多いものだと、パーツがはずれたときに誤飲してしまう可能性もあります。
消毒について
木製歯固めの消毒
木製の歯固めの消毒方法について、気になっている方もいるでしょう。木製の歯固めの消毒はどのようにしたらよいのでしょうか。
消毒については、あまり神経質になる必要はありません。汚れたら乾いたタオルやガーゼでふきとりましょう。汚れが強いときは、水でぬらしてかたくしぼったタオルやガーゼで汚れをふきとり、自然乾燥させます。
薬品やアルコールを使った消毒は、木材が変質したり色が変わったりする可能性があります。行き過ぎた消毒をする必要はありません。むしろ、ふだんから室内の清掃をこころがけるほうが大切ですね。
それでも気になるようでしたら、口に入れても安心な除菌スプレーがあります。タオルやガーゼにつけ、固く絞ってふき取りしっかりと乾燥させましょう。
アワーミスト
植物由来成分100%。食品添加物として認可されているので、お口に入っても大丈夫です。
アクアイオンマジックネオ
重曹と水の電気分解から生まれた、安全な洗浄液です。万が一お口の中に入っても大丈夫。まな板の除菌などにも使えます。
まとめ
歯固めには、様々な種類の素材や形のものがあります。知育おもちゃとしての機能を備えているものもありますね。
今回ご紹介した歯固めはシンプルな形の日本製です。音が出たりカラフルな色はついていません。
でも、赤ちゃんにとって安心して使えることが、一番なのではないでしょうか。あなたの納得の一品を見つけてくださいね。